2020.11.053DCADを使う理由
3DCADで運用すると、何が起こるのか??
こんにちは!3DCADで建築用金属パネル業界の変革を目指す山栄工業の山岸です!
冬になり新型コロナウィルスの感染拡大が再度懸念されるようになってきましたね。
ヨーロッパではロックダウンも。しっかりと予防していきたいですね。
さて、2DCADと3DCADについて前回から少し書かせていただきました。
一筋縄に2DCADがイイ!3DCADがイイ!!とはいえないのが現状ではないのでしょうか?
しかし、僕は3DCADには可能性しかないと思っています。
今日は、視聴覚的にはもちろんですが、「時間コスト」などにも大きく影響すると思いますので、3DCADを使うことでどんな事ができるのか?を少し話していきたいと思います。
3DCADを使う効果は、大きく3つあります。
①視聴覚的な効果(どんな物なのか誰でもすぐに理解できる)
これは、2DCADで描いた物と3DCADでモデリングした物を見比べればすぐ納得するでしょう。
3DCADでモデリングされたものは「どのような物か?」が誰でも直ぐ理解ができる。
これに尽きますね!
現場単位で物事を考えたときに、例えば2D図面のような物を読み取るのと3Dモデリングを見るのとどちらが完成のイメージに近いかが明らかに違ってきます。
図面が読めなくても完成イメージが分かります。
②時間コスト削減という効果(入社1年目の社員でも、加工機の前ですぐに理解できる)
①でも説明したように、図面を読む事が解消されるため「ん〜〜〜〜???」と加工機の前で考え込む必要がなくなります。
入社1日目の社員でも即理解できます。
また、視聴覚的なことだけでなく、3Dのモデリングは機会加工する際に、加工データとしても転用できるので、
現場端末3Dモデルを見る
↓
データーを読み込む
↓
機会加工する
のように、極端にいえば図面を見ずに製品を製造することも可能となります。
なので、図面を読む必要も2D図面から出来上がりのイメージを想像する必要も、それに伴うデータ入力も省く事ができるので製作時間が大幅に削減できます。
※加工機の端末がデーター形式に対応している事が前提です。
③教育が不要(勤務初日からベテラン社員のような仕事ぶり)
①②のメリットを最大に活かすことで、図面が読めなくても、データ入力ができなくても、加工機の操作を覚えてしまえば1日目からベテラン社員のように製品の製作が可能になります。
今回は、わかりやすい効果を3つ挙げてみました。
3DCADを使って3Dモデルを製造まで落とし込み、運用する事で時間・コスト・教育に大きな効果が得られる事をお話しさせていただきました。