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2021.05.28ブログ

金属パネルの曲げについて②

前回に引き続き金属パネル曲げ加工についてお話していきます。
前回は板をどのような機械どのように曲げていくのか?を説明させていただきました。しかし、『曲げ加工』は本当に奥が深いです。
今回は曲げの形状についてお話をしていこうと思います。

どんなものでも曲げることができるの?

板金加工の曲げ加工についてよく誤解されるのが「どんなものでも曲げられるの?」です。
実はその工場の得手不得手なども関係してきます。例えば扱う材料板厚によっても大きく差が出ます。
板金加工業では薄板 中板 厚板と区別することがあります。認識はそれぞれ違いもありますが、
薄板0.1~3mm程度 中板3mm~6mm程度 厚板~10mm以上 などなどザックリですが分類できます。曲げ自体は前回紹介したブレーキプレスなどを使用して曲げ加工をしていくのですが、一筋縄ではいきません。それはなぜか?会社ごとに保有する金型が違うからです。中には薄いモノから厚いものまで扱っている会社さんもいるとは思いますが、大半はその業種で多く使う板厚に合わせて金型を保有します。

弊社であれば建築用の金属パネルで多く使われる
アルミ=1.0~3.0mm
スチール=0.8~3.2mm
ステンレス=1.0~3.0mm
に応じた金型を多く保有しています。メーカー標準で数ある標準金型から用途にあった金型を保有しなければいけません。例えばこんな感じに...

よく使う金型の一部ですが5種類の上型と3種類の下型がここにはおいてあります。これらの金型を形状に合わせて選んでいきます。

同じ形のものを曲げるの?

建築用の金属パネルは多品種少量で弊社が手掛けている多くは建物に合わせたオーダー品となります。
ですので、寸法や長さが同じものなど継続して続くことがほとんどありません。しかし、寸法長さは違えど同類形状であるためそれに応じた金型と曲げ方を選択し実行していけば加工することが可能になります。

頂いた図面で「曲がるか曲がらないか?」を考慮して、お客様と打ち合わせる事も多々あります。また問い合わせの中には最小曲げ寸法や最長曲げ寸法などの問い合わせが来ることも多々ありますが、弊社のノウハウを全てつぎ込んでお答えするように心がけています。

最長曲げ長さに関する記事 → こちらから
問い合わせ一例記事 → こちらから

複雑な形状の曲げ加工

複雑な形状の曲げ製品の一例を紹介いたします。

 

形状的に似てはいますが、なかなか複雑です。まだまだ沢山の奥義はあります。

今回曲げについていろいろと取り上げさせていただきましたが、曲げ加工について少しでも理解が得られたでしょうか?
またわからない点や加工の相談等も随時受付しておりますので気軽にお問い合わせいただければと思います。

お問い合わせ → こちらからどうぞ!

前回の記事 金属パネルの曲げについて①は → こちらから

 

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