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2022.10.10ブログ

金属パネルと焼付塗装について

建物を鮮やかに彩る意匠性のある金属パネルに欠かせないのは塗装です!
今回は焼付塗装について紹介したいと思います。

焼付塗装とは?

専門ではないのですごく詳しいことは説明できませんが、【焼付塗装】と字のごとく、一定以上の温度で焼き付けることから焼付塗装と呼ばれています。
では、どのくらいの温度で焼付されているのかご存じでしょうか?主に焼付と呼ばれる100℃~200℃の温度で一定以上焼き付けているそうです。

高い温度で焼き付けることによって被膜が硬化していき密着・硬度・防錆性や耐候性など高い性能を発揮することが出来るようになります。

色んな種類の塗料があります

塗装と言っても全て同じではありません。用途や要件によって使われる塗料が異なってくるからです。
・メラミン樹脂塗料
・アクリル樹脂塗料
・ウレタン樹脂塗料
・フッ素樹脂塗料 

それぞれ特徴があり、メリットデメリット共に存在します。

弊社の製作する建築用金属パネル業界では基本外部にはフッ素樹脂塗料内部にはアクリル樹脂塗料を主に使われる傾向にあります。
まず、フッ素樹脂塗料については長期耐候性能があるという事(15~20年程)が大きな理由で選ばれます。【高価】
室内に関しては、長期紫外線などに曝されないためアクリル樹脂が多く選ばれます。【安価】
ウレタンにつきましてはその中間くらいの位置づけだと思います。

金属パネルはどんな素材から塗装されるの?

主に建築用金属パネルに使われるのはアルミ・スチール・ステンレス材です。
アルミ板材 生地ボンデ鋼板

 

 

 

 

 

 

 

 

 


・左側はアルミの生地材です。
(青いビニールの物はキズ防止の為に張られている養生シートをめくりました)
・右側は既に防錆性のある電気亜鉛メッキ(通称:ボンデ鋼板)です。

これらの生地材が焼付塗装されることで鮮やかな金属パネルへ変身していきます!

どんな色でもできるの?

塗料には色番号がついています。色見本表

写真は日本塗料工業会の標準色表ですが、すごい種類の色が探せます。
サンプル色表から色番号を塗料メーカーに発注することで選んだ色を焼付塗装が出来ます。

また、サンプルを依頼されることも多々ありますのでサンプルを製作し打合せを重ね色が決められていきます。

焼付塗装 サンプル

特殊な塗装もあります

REVO 木目調塗装 粉体塗装

 

様々なご要望にお応えしております。
(焼付塗装工場は協力会社ですので特殊な塗装に関しては一度ご相談いただけると幸いです)


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