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2026.07.07ブログ

ファイバーレーザー溶接機とは?

ファイバーレーザー溶接機とは

ファイバーレーザー溶接機とは、光ファイバーで増幅した高出力レーザー光を金属表面に集光し、瞬時に溶融・接合する溶接機のことです。従来のTIG溶接や半自動溶接(アーク溶接)が「アーク熱」で金属を溶かすのに対し、ファイバーレーザー溶接は「光エネルギー」で金属を溶かす点が最大の違いです。

熱の入り方がピンポイントで狭いため、次のような特徴があります。

  • 溶接部の入熱が少なく、母材の歪みが小さい
  • 溶接速度が速く、作業時間を大幅に短縮できる
  • 溶接ビードが細く仕上がりが美しい
  • 薄板(1.5〜3.0mm程度)の溶接との相性が良い

TIG溶接・半自動溶接との違い

項目 TIG溶接 半自動溶接 ファイバーレーザー溶接
熱源 アーク アーク レーザー光
入熱量 中〜大
歪みやすさ 出やすい 出やすい 出にくい
仕上がり きれい 粗くなりやすい 非常にきれい
速度 遅め 速い 非常に速い

建築用金属パネルのように「薄板」かつ「意匠性(見た目の美しさ)」が求められる製品では、歪みが少なくビードが目立ちにくいファイバーレーザー溶接は非常に相性が良い加工方法です。

 

どんな場面で選ばれるのか

  • 見た目の美しさが求められる建築用パネル・化粧材の溶接
  • 薄板同士の突き合わせ溶接で歪みを最小限に抑えたい場合
  • 量産・多品種少量生産どちらでも溶接時間を短縮したい場合
  • 溶接後の研磨・仕上げ工数を減らしたい場合

 

まとめ

ファイバーレーザー溶接機は、薄板の建築用金属パネルにおいて「歪みの少なさ」「仕上がりの美しさ」「加工スピード」を同時に実現できる溶接方法です。TIG溶接や半自動溶接と使い分けることで、製品の用途や求められる精度に応じた最適な加工が可能になります。

株式会社山栄工業では、TIG溶接・半自動溶接による加工実績をもとに、案件内容に応じた最適な溶接方法のご提案を行っております。溶接方法の選定でお悩みの際は、お気軽にお問い合わせください。

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