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3Dモデル普及委員会

2020.11.013DCADを使う理由

2DCADと3DCADの違うところ

2DCADと3DCAD の違うところについてです。

2DCADとは紙の上に鉛筆で線を描いていた物をPC上で行えるようにしたソフトです。

基本的にはX軸と 軸の2つの軸しかなく縦横方向のみしか描写する事ができません。

その為、平面図や断面図など、物体を各方向から見た様子を描くことで読み手に伝えます。

3DCADとは空間の中に立体的なモデルを創ることができるCADです。

3次元空間になるのでXY 軸(縦横)に加えて、Z軸(上下)が加わります。

空間上にモデルを作る為、複数の面からモデルが成り立ちます。

また、3DCADでは基本的に3つのモデルが作成できます。

①線のみで物体を表現するワイヤーフレームモデル

②上記①の線のみの物体を面として表現するサーフェスモデル

③上記②の面のみではなく、質量や体積の情報を持たせたソリッドモデル

メリット

3DCADは視覚性に優れ「直感的」に物を見ることができる

2DCADで描かれた図面はあらゆる情報を読み取って頭の中で形にしなければいけません。

しかし、3DCADで作られたモデルを見れば即座に「どのような物か?」を読み取ることができます。3DCADは視覚性に優れ直感的に物を見ることができる事が最大のメリットです。

立方体で例えると幼稚園児でも『箱形状』という事が理解できると思います。

デメリット

導入費用が高い

2DCADのように平面上に線を描くことは誰にもできますが、空間に物体をモデリングしていくことは容易ではないです。

3DCADを理解して使えるようになるまでは、かなりの時間を費やすことが必要となります。また、導入費用が高いです。

導入費用の比較

2DCAD:無料〜
無料ソフトでも十分に使用できます。PCのスペックもほぼ気にする事なく使えます。

3DCAD:無料〜数百万
現在、無料の3DCADも世の中に出回っていますが、製造現場で使えるかどうかは別物です。DIY程度であれば十分だと思います。3D描写という事で ハPCのスペックも重要になってきます。ある程度スペックがないと固まってしまいます。

※メーカー推奨環境をご確認ください。

委員長 山岸

建築用金属パネル業界に3Dモデルを普及させるべく、岐阜の小さな製造業山栄工業の代表山岸が熱く語るブログです。

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