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3Dモデル普及委員会

2020.10.303DCADを使う理由

ワクワクする思いで 3DCAD を導入したものの...導入当初は苦労しました。

新しい事へのチャレンジ・業界革新などのワクワクするような想いを込めて、数あるメーカの3DCADの中から選定を終えて導入することになったのが2010年夏。

PCはWindows環境なので、起動からソフト立ち上げまではスムーズに。

しかし、何をやるにも初めは戸惑う物ですが、2DCADでは聴き慣れないメニューやアイコ ンが3DCADには沢山ありました。「3次元のモデリングが安易にできる」と思っていまし たが初めから大きな壁にぶつかります。

まずは、「2Dではなく3Dであること」今までは普通のCADで、平面に線を引くことですべでが成り立っていました。

それはX軸とY軸の2つしかないからです。

しかし、3DCADは一筋縄には行きません。

軸がX軸とY軸、そしてZ軸が存在するからです。

※X軸&Y軸=縦横方向Z軸=上下方向

表現するならこのような感じでしょうか。

2DCAD→紙の上に線を描く感覚
3DCAD→空間に物体そのものを描く感覚

今まで2Dでの概念や操作方法が身についてしまっているので空間に四角い箱形状の物をモデリングするだけでもかなりの時間がかかりました。

「こんな簡単な物をモデリングするのにこれだけ時間がかかっていたら、製品を3Dで製作するなんて本当にできるのか?」

なんて会話も頻繁にしていたのを覚えています。

「3DCADはうちみたいな会社には必要ないな・・・」とか・・・

担当者的にも通常の業務もこなさなければなりませんし、3DCADの習得もしないといけないし、とにかく後ろ向きな発言が多くなった覚えもあります。

委員長 山岸

建築用金属パネル業界に3Dモデルを普及させるべく、岐阜の小さな製造業山栄工業の代表山岸が熱く語るブログです。

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