曲げ加工(2)

曲げ加工担当


T.Y

 

 

アットホームな暖かい会社です。

 

 

 

自分は子供の頃からものづくりの仕事に興味があって、図工や技術が大好きでした。自分が作ったものが世に出る、社会に貢献する仕事がしたかったので、求人を見て近いかな、と思ってこの会社を選びました。今年で入社して3年経ちます。

高校は普通科だったので、技術関係のことは全く知らず、ものの名前や加工の名前、覚えることだらけでした。そのため最初は常にメモ帳を携帯していましたね。独り立ちできるようになったのは入社1年後くらいです。

製品の形を決めるのは曲げの美しさ

“曲げ”は製品のほとんどの形を決める工程です。
タレパンで抜いた平面の材料から曲げで形を作りますが、曲げの形が良くないと製品そのものが見栄えが悪くなってしまいます。曲げ加工で重要なのは角度の調整ですが、加工しづらい角度もあるのでとても気を使います。

過去には失敗していることに気づかず、同じものを作り続けてしまい、不良品をいくつも作ってしまったこともありました。ほとんど怒られることはありませんが、何回も同じ失敗をするとさすがに注意されることはあります。嬉しいのは、やっぱり自分が作ったものが施行されているのを見た時ですね。


ベテランの方は、難しい加工も一発で決めるし、スピードも仕上がりの正確さも段違いです。自分もその方のように技術を磨き、部下が困っていたらアドバイスができるようになりたいと思います。

 

製造業というと怖いイメージを持たれがちですが、本当にアットホームな暖かい会社です。先輩方も、きちんと失敗の原因から対策まで教えてくれる方ばかりです。プライベートには皆で遊びに行くこともあります。

 

これから僕と同じように未経験で入社する方は、最初は色々なことを覚えることが多くて大変だと思います。でも、ゆっくりで良いので覚えていけば必ずできるようになります。焦らずに頑張ってください。

 

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